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消炎鎮痛剤の副作用
安保徹先生は、消炎鎮痛剤の副作用にも注目されている
消炎鎮痛剤は、経皮吸収で全身に回るため、全身の血流が抑制され、血管が閉じるので血圧が上がる
この状態を1カ月、半年と続けていると、肥満のある人は糖尿病の発症や夜眠れなくなるなど強い「交感神経緊張症状」が出てくる
この状態が続くと、いつも疲れているという状態になり、一日中具合が悪い状態になる
そしていつも興奮しているので、脈が速くなり(1分間に80くらい)、心臓に負担がかかり、心肥大がおこってくる
また血管が閉じるので、指先が冷たいなど体が冷える
だいたい5年から10年の間に破綻をきたす
最後は消化管の働きが止められ、食欲がなくなってやつれ、老化が促進されて寿命が尽きる
思い当たる自身の副作用
思い返せば、消炎鎮痛剤を使い始めてから2年半だ
主に痛みの激しい両手の親指、人差し指、中指に就寝前に貼っていて
昨年以降、在宅勤務がはじまってからは
朝から夕方までも貼っているようになった
その間、心拍数を測ることはなかったが、
駅の階段を上る時に息が上がるようになったのが気になっていた
朝夕のウォーキングに励んで体力維持に努めているが、
夕食を済ませるとすぐに眠くなってきて
特にお酒はほんの少しだけでも酔いが回り、睡魔に襲われる
これでは酒の宴がはじまっても、楽しみな気持ちにはなれない
そして一番怖いのは、
「心の張り」を失うことだ
仕事で10代から20代のひとたちとの関りが増え、
本来であればそれが活力になってもよいはずなのだが、
接していて疲れを感じている自分がショックだった
このままでは生きる屍(しかばね)になりかねないのではないかと
鎮痛消炎剤は、よほどの痛みがない限り使わない
思い立ったら吉日
昨日の就寝時からはじめたネックウォーマーと
温熱マットで血流が良くなるのか
指の痛みも軽減されているので
今日から消炎鎮痛剤を貼るのはやめよう
あらためて安保先生の言葉に出会えたことに感謝したい
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