ミュージカルソングへの誘い~No.47 ノートルダムの鐘 オープニング

ミュージカルソングへの誘い

~No.47 ノートルダムの鐘 オープニング

作詞 スティーブン・シュワルツ

訳詞 浅利慶太

作曲 アラン・メンケン

“ノートルダムの鐘” 1996

 

ディズニーのアニメ・ミュージカル映画『ノートルダムの鐘』から

No.10 Out There 僕の願い に続き、2曲目になる

ジプシーのリーダーであるクロパンによるオープニングナンバー

日本語版では劇団四季 光枝明彦さんの歌唱力がきわだつ

 

この曲のテーマは、

語るように歌う ということ

最後の高音部を除けば、

語り部のごとく淡々とお話の始まりを紹介していく

 

実際には、フロロー判事などたくさんの登場人物のセリフが入るのだが、

さすがに一人では対応できないため、そこはスキップしていく

 

前回に続き、

ノートルダム寺院を舞台にする歌が続いているのは、

火災にあった寺院の復活を願う気持ちも込めている

あの大きなステンドグラスを再び見上げたい思いがつのる

 

 

朝のパリに響くのは

鐘だよ ノートルダム

 

パリの町が目を覚ます

鐘だよ ノートルダム

 

パリの町の心は 鐘の音で弾む

大きく小さく響くのは 鐘だ

聞けよ ノートルダム

 

お話が始まるのは船着き場からだ

四人のジプシーが着いたのは

近くだ ノートルダム

 

罠に掛けられたジプシー

彼等を憎んでる

恐ろしい男の手の中に

捕らえられた

 

全て罪の悪に見えるものは

この世から消してしまえと信じてる

 

罪のない人を殺すのか

とおとい ノートルダム

 

今度は子供を殺して罪を犯すのか

あなたは自分を偽り

人を騙すことは出来る

 

でも決してごまかすことは出来ないのだ

貴方の罪を見てる ノートルダム

 

この世に恐いもののない男が

ふと 神の怒りを感じたのだ

 

閉じこめておけるところなら

この化け物も何時かはきっと 役に立つ

 

さあ、鳴らすのは怪物か それとも人か

今日も響く 鐘が鳴る

ベルがベル

ベル

ベル

ベル

ベル

ベル

ベル

ベル

ベル オブ ノートルダム

ミュージカルソングへの誘い~No.46 Danse mon Esmeralda / 踊ってぼくのエスメラルダ

ミュージカルソングへの誘い

~No.46 「Danse mon Esmeralda / 踊ってぼくのエスメラルダ」

(作詞:リュック・プラモンドン、作曲:リッカルド・コチャンテ)

“Notre-Dame de Paris ノートルダム・ド・パリ” 1997

 

No.5 Le Temps des Cathedrales に続いて2曲目になる

2部構成、51曲にも及ぶ大作で

No.5 Le Temps des Cathedralesが、

道先案内人である吟遊詩人グランゴワールが歌う初めの曲であったのに対し、

このDanse mon Esmeraldaはカジモドが歌う最後の曲となる。

エスメラルダの亡骸を抱きしめる、

カジモドにはもはや希望はなく、

追うようにして命果てていく

 

彼が抱く思いをつづりながら、

引きづるようにどこまでも音程を上がり続け、

呪文のようにEsmeraldaの名を呼び

そして果てるのだ

 

オリジナルキャストのハスキーで野性味のある声には遠く及ばず

聞くに堪えるか不安だったが、

自己満足でありながら

絶望の淵に打ちひしがれて死んでいくカジモドの心境を

少しだけ感じ取ることができた気がする

 

When the years have all come all gone
They’ll find beneath the ground
Our two bodies joined as one
Showing how we were bound
How much Quasimodo once loved
Esmeralda the Gypsy girl
How he was marked by god above
Just to help him to bear his cross
Just to help him to bear his cross
Eat my body and drink my blood
Vultures of Montfaucon
So that death more than this life could
Join our two names as one
Let my poor soul just fly away
From the miseries of this earth
Let my love find the light of day
In the light of the universe
In the light of the universe
Dance my Esmeralda
Sing my Esmeralda
Dance just one more time for me
You know I’ll die for love of you
Dance my Esmeralda
Sing my Esmeralda
Please let my poor soul fly free
It is not death to die for you
Dance my Esmeralda
Sing my Esmeralda
Please come sleep here in my arms
You know I’d die for love of you
Dance my Esmeralda
Sing my Esmeralda
Beyond and Beyond, Beyond
It is not death to die
For you
Dance my Esmeralda
Sing my Esmeralda
Please let my poor soul fly free
It is not death to die
For you!

ミュージカルソングへの誘い~No.45 Evermore ひそかな夢

ミュージカルソングへの誘い~No.45 Evermore ひそかな夢

作詞 ティム・ライス

作曲 アラン・メンケン

訳詞 高橋知伽江

“美女と野獣(実写版)” 2017

 

実写版で新たに加わった曲

日本では、山崎育三郎の歌で知られる

野獣の心情を吐露したこの歌は

アニメ版の「愛せぬならば」よりも

より心の葛藤が掘り下げられて

野獣の苦しみを知ることができる

歌っていて思うのは、

その哀れさと悔しさをどう表現するかが難しい

哀れで過ぎれば、弱弱しくなり、

悔しさが過ぎれば、猛々しすぎてメロディーに似合わない

両面を表すのに苦労を要した

 

望むものすべて 持っていたころは

真実を知らずにいたと 気づいた 今

瞳を閉じても 彼女は消えない

孤独なこの胸の奥に 彼女が見える

心に焼きついた 優しい笑顔

私をまだ 揺らし 燃やし

癒してくれる

愚かと知りながら ひそかに夢見る

戻ってきてくれると

愛してくれると

だんだん光が ああ 薄れてゆく

もう手は届かないけれど

離れていても

何を見てもそこに 彼女の姿が

今もそばにいると 感じている

永遠のように 長い長い夜

愚かと知りながら ひそかに夢見る

彼女と迎える

愛の夜明けを

ミュージカルソングへの誘い~No.44 If I Loved You

ミュージカルソングへの誘い~No.44 If I Loved You

作詞 オスカー・ハマースタイン2世

作曲 リチャード・ロジャーズ

“回転木馬” 1945

このコンビの曲は、

All The Things You Are(「5月にしてはあたたかい」より)、

I have Dreamed(「王様と私」より)

に続いて、3曲目になる。

これまでの経験から学ぶのは、

このコンビの曲はとりわけリズム感がポイントということ

速すぎず、遅すぎず、

そのうえで、アドリブで抑揚をつけてスピードを変えてみる

聞いている人を惹きつけるリズム感が

この曲を決するものであることを知る。

 

If I loved you,

Time and again I would try to say

All I’d want you to know.

 

If I loved you,

Words wouldn’t come in an easy way

Round in circles I’d go!

Longin’ to tell you,

But afraid and shy,

I’d let my golden chances pass me by!

 

Soon you’d leave me,

Off you would go in the mist of day,

Never, never to know

how I loved you

If I loved you.