ミュージカルソングへの誘い~No.50 Some Enchanted Evening 魅惑の宵

~No.50 Some Enchanted Evening

作曲 リチャード・ロジャース

作詞 オスカー・ハマースタイン2世

『South Pacific 南太平洋』 1949

曲への想い

ロジャース&ハマースタインの『南太平洋』には多くの名曲がある

その中でも代表的なSome Enchanted Eveningは

特にUSAの多くのシンガーに良く歌われるポピュラーソングである

 

自身にとってこの曲を奏でる代表者は、マントヴァー二・オーケストラだ

城達也のジェットストリームを聞きながら、

出張帰りにうたたねを打ちながら流れてくるこの演奏は

横たわる体が浮いていくような解放感がある

 

シンガーで、ぜひお薦めしたいのは、

日本語詞である「魅惑の宵」を歌った弘田三枝子だ

この人が歌うと

もはや『南太平洋』の世界を離れ、

昭和のクラブラウンジで、ブランデーなど傾けながら

聴くジャジーなインドアの世界に連れて行ってくれる

 

原曲は、これまで歌ってきたロジャース&ハマースタインの作品の中で

素直に歌いやすい

ゆったりとしたリズムで、くせがない

息継ぎも自分のペースでできるので

何度歌ってもリラックスできる

のびのびとボリューム感を出して歌うことが課題だ

 

Lyrics

 

Some enchanted evening

You may see a stranger,

you may see a stranger

Across a crowded room

And somehow you know,

You know even then

That somewhere you’ll see her

Again and again.

 

Some enchanted evening

Someone may be laughing,

You may hear her laughing

Across a crowded room

And night after night,

As strange as it seems

The sound of her laughter

Will sing in your dreams.

Who can explain it?

Who can tell you why?

Fools give you reasons,

Wise men never try.

 

Some enchanted evening

When you find your true love,

When you feel her call you

Across a crowded room,

Then fly to her side,

And make her your own

Or all through your life you

May dream all alone.

Once you have found her,

Never let her go.

Once you have found her,

Never let her go!

ミュージカルソングへの誘い~No.49 チョッピリ・オツムに、チョッピリ・ハートに

~No.49 チョッピリ・オツムに、チョッピリ・ハートに

作曲 シルヴェスター・リーヴァイ

作詞 ミヒャエル・クンツェ

『モーツァルト!』(Mozalt!)1999

この曲への想い

同作品からは、ぼくこそミュージック、神よ何故許される、に続き3曲目になる。

エマヌエル・シカネーダー演じる吉野圭吾さんの真骨頂でもある。

楽譜通りに音程やリズムを合わせるのに、ある程度の時間を要する

自分のペースで歌えるようになるのは、最終レッスンに近づいてからだった

振付までは到底考えるには及ばず、

リズム感で歌に華やかさを持たせるのに精いっぱいな曲だったが、

歌っていて楽しいと思える曲はありがたい

 

時にウィーンで、ステファン・シュワルツが作詞・作曲の「シカネーダー」に注目している

いつか日本公演が果たされるのを楽しみにしたい

歌詞

私の芸術は 観客の拍手が好き
客席満杯 懐いっぱい お客様は神様だ
エンターテイメントは 芸術じゃないと 

言うけど 娯楽ほど難しいものはない 
作る側に たてば 

チョッピリ オツムに訴えて
チョッピリ ハートにアピール
派手な仕掛 嘘とギャグ 悪玉とヒーロー

チョッピリ オツムにチョッピリハートに
チョッピリ ドタバタに ケレンも
セットに コスチューム ライトに仕掛け
花形スター 総出演 オレモ

愛 嘘 苦しみ
陰謀に奇跡
本当の人生なんて みたくない

客電がおちて スポットライトきらめいて
芝居がはじまる

チョッピリ オツムに チョッピリ ハートに
チョッピり かちまけつけて

「ブルータスよ お前もか」

全てはゴラクだ

亡霊と悲劇の王子
魔女が告げる予言

こしょう少々きかせて
お代は見ての お帰り

しってるだろ この世界は
舞台と同じカラクリ

うまく立ち回ったヤツが
成功収め 生き抜く
だから

シカネーター:どうだい、いつか俺と組んで オペラを作らないか
ヴォルフ:喜んで
シカネーター:ああ、ただし大衆が喜ぶヤツだぞ
ヴォルフ:もちろん、まかせて
シカネーター:よし

チョッピリ さー
オツムに チョッピリ ハートに
チョッピリ ドタバタいれて

チョッピリ 目と 耳にアピール
セットにコスチューム ライトに仕掛け
悪玉と ヒーローに 勝ち負けをつけて

御代は見てのおかえり
花形スター 総出演 俺も

ウィーン版シカネーダーオリジナルから (Youtubeより)

シカネーダーを知るにはこちらも

ミュージカルソングへの誘い ~No.48 Confrontaion(対決)

ミュージカルソングへの誘い

~No.48 Confrontation(対決)

作詞 Leslie Bricusse レスリー・ブリカッス

作曲 Frank Wildhorn フランク・ワイルドホーン

“Jekyll & Hyde ジキルとハイド” 1990

曲への想い

ジキルとハイドでは、

This is the momentという至極の曲があって

原語、日本語ともに染みわたるようになじんでいた

それに対し、Confrontationに取り組むには多くの時間を要した

それだけDVDや、ステージやクラスメートの発表がすばらしく、

この鬼気迫る演目は、自分には無理な曲と思っていた

オリジナルキャストでは、

This is the moment では甘く澄み切ったRobert Cuccioliで確定だろうが、

Confrontationでは、David Hasselhoffが勝るように思う

この人がHydeになるわけがない、という意外性を有しているからだろう。

 

きっかけは予定していた曲がほかのクラスメートと重なったので

同じ曲ではつまらないだろうと思ったのと、

新型コロナウイルスによる暗い世相を吹き飛ばす

ハイドの狂気がコロナの憂さを晴らせるのではと思ったから。

 

この歌は勢いを増すハイドと、ジキル博士との二つの人格の対決なので、

二人の声、歌い方を使い分けなければいけない

一人二役でこれだけ慌ただしく切り替わる曲はほかにないだろう

はじめは難しかったが、練習を重ねるうちに、

徐々に相対する二人の違いがあらわされるようになっていた

ステージでは、

長い髪を振り乱しうつむき加減に顔を隠すハイドと、

光を浴びほほを光らせて腕を差し出して天を拝むようなジキルとで

照明をうまく使って視覚的にもわかるようにしているが、

教室ではそれはできないので、

徐々に声の質や口調で違いをはっきりさせていくことを意識した

 

歌ってみてあらためて思うのは、

この歌での対決では、

明らかにハイドが勝っているということ

ジキルは必死に抵抗するものの、

焦りを隠せず声は上ずり、

最後はNeverと嘆願する

一方のハイドは、

ジキルを凌駕する自信にあふれ、

乱暴な言葉使いが自分のものになるにつれ、

演じている喜びを感じることができる

クラスメートから、

ハイドが出ていましたね、

と言われた。

それこそ、ミュージカルソングの愉しみと心得た気がする。

 

歌詞

Jekyll

この手で殺した 間違いなく

この手はヤツの手か それとも僕の手か

 

善と悪 裏表

この体 善と悪との あっはっはっはあ

 

Hyde

まさか終わりだと思うのか 逃げられるつもりか

誰だ俺の手で踊るだけ お前は俺のもの

Jekyll

お前はただの幻 目を閉じれば消える

Hyde

眼を閉じても俺はいる いつでもここにいる

Jekyll

悪夢は終わり今こそ お前は死に絶える

今夜がお前の最後

Hyde

死にはしない 最後は来ない 悪戯は終わらない

お前のいる限り生きてる 死んでたまるものか

Jekyll

薬で記憶を消せば お前は消え失せる

Hyde

薬など使わせない 俺の意思で決める

Jekyll

運命はこの手の中 息の根を止めるぞ

地獄の火で燃え尽きろ

Hyde

おお 生きるぞ 永遠に 悪魔を従え

世界に見せつけてやるぞ 覚えておけ

その名はジキルとハイド

Jekyll

もう終わりだ

地獄で死にたえろ

Hyde

死んでやるものか

Jekyll

永久に消え失せろ

Hyde

死ぬのはお前だ

Jekyll

わたしから出て行け

Hyde

お前は俺だ ハイドだ

Jekyll

違うジキルだ

Hyde

お前こそハイド ハイド

Jekyll

違う

Hyde

そうだ ハイド

Jekyll

これで終わりだ 地獄で腐り果てるがいい

Hyde

あはあ また会おうジキル

Jekyll

ネバー

 

JEKYLL

It’s over now, I know inside

No one will ever know

The sorry tale of Edward Hyde and those who died

No one must ever know

 

They’d only see the tragedy

They’d not see my intent

The shadow of Hyde’s evil

Would forever kill the good that I have meant

 

Am I a good man?

Am I a mad man?

Such a fine line

Between a good man and a…

 

HYDE

Do you really think

That I would ever let you go?

Do you think I’d ever set you free?

If you do, I’m sad to say,

It simply isn’t so.

You will never get away from me!

 

JEKYLL

All that you are

Is a face in the mirror!

I close my eyes and you’ll disappear!

 

HYDE

I’m what you face

When you face in the mirror!

Long as you live, I will still be here!

 

JEKYLL

All that you are

Is the end of a nightmare!

All that you are is a dying scream!

After tonight,

I shall end this demon dream!

 

HYDE

This is not a dream, my friend –

And it will never end!

This one is the nightmare that goes on!

Hyde is here to stay,

No matter what you may pretend –

And I’ll flourish, long after you’re gone!

 

JEKYLL

Soon you will die,

And my silence will hide you!

You cannot choose but to lose control.

 

HYDE

You can’t control me!

I live deep inside you!

Each day you’ll feel me devour your soul!

 

JEKYLL

I don’t need you to survive,

As you need me!

I’ll become whole

As you dance with death!

And I’ll rejoice

As you breathe your final breath!

 

HYDE

I’ll live inside you forever!

 

JEKYLL

No!

 

HYDE

With Satan himself by my side!

 

JEKYLL

No!

 

HYDE

And I know that, now and forever,

They’ll never be able to separate

Jekyll from Hyde!

 

JEKYLL

Can’t you see

It’s over now?

It’s time to die!

 

HYDE

No, not I!

Only you!

 

JEKYLL

If I die,

You die, too!

 

HYDE

You’ll die in me

I’ll be you!

 

JEKYLL

Damn you, Hyde!

Set me free!

 

HYDE

Can’t you see

You are me?

 

JEKYLL

No!

Deep inside-!

 

HYDE

I am you!

You are Hyde!

 

JEKYLL

No – Never!

 

HYDE

Yes, forever!

 

JEKYLL

Good damn you, Hyde!

Take all your evil deeds,

And rot in hell!

 

HYDE

I’ll see you there, Jekyll!

 

JEKYLL

Never!

 

ミュージカルソングへの誘い No.47 How Could I Ever Know ?

ミュージカルソングへの誘い

No.47 How Could I Ever Know ?

作詞 Marsha Norman

作曲 Lucy Simon

“The Secret Garden 秘密の花園” 1991

曲への想い

この曲を知るきっかけは、

お気に入りのバリトン歌手 Thomas Hampsonのアルバムだった

 

1911年に発刊されたバーネットの作品をミュージカルで見た人は少ないだろう

そういう自身も残念なことに見れていない

日本で唯一の上演は2018年6月石丸幹二、花總まりが演じる東宝作品だった

 

ミュージカルの歌では、歌の場面を再現することを意識する

この曲では歌詞から感じ取れる自信の感情に委ねて歌にする

過去には、All the Things You Areがそうだったように

 

この曲でのピークは、歌詞では

Forgive me.

Can you forgive me

And hold me in your heart,

And find some new way to love me

Now that we’re apart?

の部分で

歌う自分の前にはその詞を伝える存在がいて

手をさし伸ばしたくなる

 

そしてメロディーでは、

ラスト近くの How~ の部分で

のどを通る息が一番多く感じられるパートになる

 

このクールでは、コロナ禍によりミニコンはなく、

マスクをしたまま、クラスの中での発表となったが

マスクをしての歌唱は苦しく、

本来後半部分を2回歌うはずが

1回にせざるを得なかった

これもコロナ禍での思い出としておきたい

歌詞 Lyrics

How could I know I would have to leave you?

How could I know I would hurt you so?

You were the one I was born to love!

Oh, how could I ever know?

How could I ever know?

 

How can I say to go on without me?

How, when I know you still need me so?

How can I say not to dream about me?

How could I ever know?

How could I ever know?

 

Forgive me.

Can you forgive me

And hold me in your heart,

And find some new way to love me

Now that we’re apart?

How could I know I would never hold you?

Never again in this world, but oh,

Sure as you breathe, I am there inside you,

How ~

How could I ever know?

How could I ever know?

ミュージカルソングへの誘い~No.46 ノートルダムの鐘 オープニング

ミュージカルソングへの誘い

No.46 ノートルダムの鐘 オープニング

作詞 スティーブン・シュワルツ

訳詞 浅利慶太

作曲 アラン・メンケン

“ノートルダムの鐘” 1996

曲への想い

ディズニーのアニメ・ミュージカル映画『ノートルダムの鐘』から

No.10 Out There 僕の願い に続き、2曲目になる

ジプシーのリーダーであるクロパンによるオープニングナンバー

日本語版では劇団四季 光枝明彦さんの歌唱力がきわだつ

 

この曲のテーマは、

語るように歌う ということ

最後の高音部を除けば、

語り部のごとく淡々とお話の始まりを紹介していく

 

実際には、フロロー判事などたくさんの登場人物のセリフが入るのだが、

さすがに一人では対応できないため、そこはスキップしていく

 

前回に続き、

ノートルダム寺院を舞台にする歌が続いているのは、

火災にあった寺院の復活を願う気持ちも込めている

あの大きなステンドグラスを再び見上げたい思いがつのる

 

歌詞

朝のパリに響くのは

鐘だよ ノートルダム

 

パリの町が目を覚ます

鐘だよ ノートルダム

 

パリの町の心は 鐘の音で弾む

大きく小さく響くのは 鐘だ

聞けよ ノートルダム

 

お話が始まるのは船着き場からだ

四人のジプシーが着いたのは

近くだ ノートルダム

 

罠に掛けられたジプシー

彼等を憎んでる

恐ろしい男の手の中に

捕らえられた

 

全て罪の悪に見えるものは

この世から消してしまえと信じてる

 

罪のない人を殺すのか

とおとい ノートルダム

 

今度は子供を殺して罪を犯すのか

あなたは自分を偽り

人を騙すことは出来る

 

でも決してごまかすことは出来ないのだ

貴方の罪を見てる ノートルダム

 

この世に恐いもののない男が

ふと 神の怒りを感じたのだ

 

閉じこめておけるところなら

この化け物も何時かはきっと 役に立つ

 

さあ、鳴らすのは怪物か それとも人か

今日も響く 鐘が鳴る

ベルがベル

ベル

ベル

ベル

ベル

ベル

ベル

ベル

ベル オブ ノートルダム

 

ミュージカルソングへの誘い~No.45 Danse mon Esmeralda / 踊ってぼくのエスメラルダ

ミュージカルソングへの誘い

No.45 「Danse mon Esmeralda / 踊ってぼくのエスメラルダ」

作詞:リュック・プラモンドン

作曲:リッカルド・コチャンテ

“Notre-Dame de Paris ノートルダム・ド・パリ” 1997

曲への想い

No.5 Le Temps des Cathedrales に続いて2曲目になる

2部構成、51曲にも及ぶ大作で

No.5 Le Temps des Cathedralesが、

道先案内人である吟遊詩人グランゴワールが歌う初めの曲であったのに対し、

このDanse mon Esmeraldaはカジモドが歌う最後の曲となる。

エスメラルダの亡骸を抱きしめる、

カジモドにはもはや希望はなく、

追うようにして命果てていく

 

彼が抱く思いをつづりながら、

引きづるようにどこまでも音程を上がり続け、

呪文のようにEsmeraldaの名を呼び

そして果てるのだ

 

オリジナルキャストのハスキーで野性味のある声には遠く及ばず

聞くに堪えるか不安だったが、

自己満足でありながら

絶望の淵に打ちひしがれて死んでいくカジモドの心境を

少しだけ感じ取ることができた気がする

歌詞 Lyrics

When the years have all come all gone
They’ll find beneath the ground
Our two bodies joined as one
Showing how we were bound
How much Quasimodo once loved
Esmeralda the Gypsy girl
How he was marked by god above
Just to help him to bear his cross
Just to help him to bear his cross
Eat my body and drink my blood
Vultures of Montfaucon
So that death more than this life could
Join our two names as one
Let my poor soul just fly away
From the miseries of this earth
Let my love find the light of day
In the light of the universe
In the light of the universe
Dance my Esmeralda
Sing my Esmeralda
Dance just one more time for me
You know I’ll die for love of you
Dance my Esmeralda
Sing my Esmeralda
Please let my poor soul fly free
It is not death to die for you
Dance my Esmeralda
Sing my Esmeralda
Please come sleep here in my arms
You know I’d die for love of you
Dance my Esmeralda
Sing my Esmeralda
Beyond and Beyond, Beyond
It is not death to die
For you
Dance my Esmeralda
Sing my Esmeralda
Please let my poor soul fly free
It is not death to die
For you!

 

ミュージカルソングへの誘い~No.44 Evermore ひそかな夢

ミュージカルソングへの誘い

No.44 Evermore ひそかな夢

作詞 ティム・ライス 訳詞 高橋知伽江

作曲 アラン・メンケン

“美女と野獣(実写版)” 2017

曲への想い

実写版で新たに加わった曲

日本では、山崎育三郎の歌で知られる

野獣の心情を吐露したこの歌は

アニメ版の「愛せぬならば」よりも

より心の葛藤が掘り下げられて

野獣の苦しみを知ることができる

歌っていて思うのは、

その哀れさと悔しさをどう表現するかが難しい

哀れで過ぎれば、弱弱しくなり、

悔しさが過ぎれば、猛々しすぎてメロディーに似合わない

両面を表すのに苦労を要した

歌詞

望むものすべて 持っていたころは

真実を知らずにいたと 気づいた 今

瞳を閉じても 彼女は消えない

孤独なこの胸の奥に 彼女が見える

心に焼きついた 優しい笑顔

私をまだ 揺らし 燃やし

癒してくれる

愚かと知りながら ひそかに夢見る

戻ってきてくれると

愛してくれると

だんだん光が ああ 薄れてゆく

もう手は届かないけれど

離れていても

何を見てもそこに 彼女の姿が

今もそばにいると 感じている

永遠のように 長い長い夜

愚かと知りながら ひそかに夢見る

彼女と迎える

愛の夜明けを

ミュージカルソングへの誘い~No.43 If I Loved You

ミュージカルソングへの誘い

No.43 If I Loved You

作詞 オスカー・ハマースタイン2世

作曲 リチャード・ロジャーズ

“回転木馬” 1945

曲への想い

このコンビの曲は、

All The Things You Are(「5月にしてはあたたかい」より)、

I have Dreamed(「王様と私」より)

に続いて、3曲目になる。

これまでの経験から学ぶのは、

このコンビの曲はとりわけリズム感がポイントということ

速すぎず、遅すぎず、

そのうえで、アドリブで抑揚をつけてスピードを変えてみる

聞いている人を惹きつけるリズム感が

この曲を決するものであることを知る。

 

This combination is the third song after、

“All The Things You Are”、

and “I have Dreamed”,

Having learned the point of singing these 2 songs,

one of the most important point is

the sense of rhythm“.

not be fast, not be slow

Also trying to change the speed by ad-libbed

It becomes my pleasure

if my original rhythm becharms listener.

歌詞 Lyrics

If I loved you,

Time and again I would try to say

All I’d want you to know.

 

If I loved you,

Words wouldn’t come in an easy way

Round in circles I’d go!

Longin’ to tell you,

But afraid and shy,

I’d let my golden chances pass me by!

 

Soon you’d leave me,

Off you would go in the mist of day,

Never, never to know

how I loved you

If I loved you.

ミュージカルソングへの誘い~No.42 神は死んだ

ミュージカルソングへの誘い

No.42 神は死んだ

作詞 ミヒャエル・クンツェ

作曲 ジム・スタインマン

訳詞:岩谷時子

“ダンス・オブ・ヴァンパイア” 1997

原作 ロマン・ポランスキー『吸血鬼』(1967)

曲への想い

この作品は、ウィーン初演のスティーブ・バートン版が有名

想像しかできないのだが、せめてこのポスターを見て

どうせ歌うのならこの域までいってしまおうと思う

もちろん帝劇版の山口さんも感服もの

実際にうたい始めると、

意識はやはり山口さん風となる

それでも、少しだけ暴れたくて

自分なりのおどろおどろしさを振りかけてみた

 

そのピークは、

喜べ とつぶやくところ

そして全体にできるだけブレスをしない

それがヴァンパイアとなるひとときの心がけだった

歌詞

時はついに訪れ

お前は今や恋に目覚めた

一言私が呼べば

鳥かごを抜け出すだろう

誘惑に目がくらんで

 

神はすでに死に絶え

永遠に呪われた我ら

光を恐れさまよう

虚しさだけ道連れに

慰めも愛もなく

 

私は祈り

堕落をもたらす

救いを与え

破滅へ導く

永遠の命を

さあ与えよう

私の影に包まれて

生きるため死ぬのだ

 

我らの世界は近い

お前はもう逆らえない

この私の思うままだ

 

私は祈り

堕落をもたらす

救いを与え

破滅へ導く

永遠の命を

さあ与えよう

私の影に包まれて

生きるため死ぬのだ

~喜べ

 

我らの世界は近い

お前はもう逆らえない

この私の思うままだ

ミュージカルソングへの誘い~No.41 The Last Night of the World(世界が終わる夜のように)

ミュージカルソングへの誘い

No.41 The Last Night of the World(世界が終わる夜のように)

作詞 アラン・ブーブリル&リチャード・モルトビー・ジュニア

作曲 クロード ミシェル・シェーンベルク

訳詞:岩谷時子

“Miss Saigon” 1989

原作 プッチーニ 蝶々夫人 

曲への想い

同作品から、「ブイドイ」、「アメリカンドリーム」に続く3曲目

クラスメートからのデュエットリクエストに応えた

クリスの曲はとにもかくにも、高音で、繊細で、

ステージではサキソフォンとともに流れる

これぞ、ロマンティックなわけで

感情を乗せようにも、それ以前に高音部の連続・・声が出ない・・

井上芳雄になれなかった

挿入画は、全公演が中止となったカタログ

出演者の無念さが伝わってくる

歌詞

不実なこの町 虚しさの中で

君と会う 君と会う

 

素早く過ぎ行く 流れの波間に

貴方抱く 貴方抱く

 

明日変わる人生

今宵は胸高まり

しじま引き裂く音楽

 

唄、奏でるよ サキソフォン

狂おしく

切なく

愛、とこしえ

続けと

告げてるよ サキソフォン

世界の終わりの夜

抱いて踊りなさい

 

地球の向こうの新しい世界 行こうよ

貴方と

 

君は信じなくても

もしも俺と一緒なら

 

二人ならまた聞こえるよ

唄、奏でるよ サキソフォン

狂おしく 切なく

愛とこしえ 続けと

告げてるよ サキソフォン

世界の終わりの夜

抱いて踊りなさい

 

夢 支えなのよ

夢 もういらない

どこに居ても 二人歌う唄

奏でるよ サキソフォン

寄り添い踊ろう

世界終わる夜のように