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巡礼の旅~出雲大社・命主社・須佐神社

前夜、疲れで早めに寝入ったこともあり

5時には目が覚めた

今日は、出雲大社をゆっくり参拝したのち

須佐神社、美保神社を経て

岡山県湯原温泉まで

昨日に続く長距離ドライブ

5:30には宿を出て、

目の前にある「大鳥居」からひっそりとした参道を上がっていく

「木の鳥居」をくぐり、

「祓社(はらいのやしろ)」で穢れ(けがれ)を清める

「鉄の鳥居」をくぐり、「松の参道」に入る

左手に「ご慈愛の御神像」、右手に「ムスビの御神像」が朝日を浴びておられる

「手水舎」(てみずや・ちょうずや)で両手と口を浄め

「銅の鳥居」をくぐる

まだ6:00を過ぎたばかりで、ほとんど参拝の人は見えない

「拝殿(御本殿)」でお祈りを捧げる

右回りで御本殿の周りをゆっくり参拝する

裏側には、「素鵞社」(そがのやしろ)が鎮座されている

そして東に向いた参拝場所で拝礼する

 

神楽殿への参拝は最後にして、

先に東側にある「北島国造館(きたじまこくそうかん)」に向かう

大国主命に仕える天穂日命(あめのほひのみこと)の子孫である

出雲国造家が創設した出雲教の施設

丹念に蜘蛛の糸を払ったり、

ひとり掃除をされるご婦人がいて

邪魔にならないようその作業を終えて

落ち着いたころに参拝させていただいた

「天神社」の背景に流れる「亀の尾の滝」は

朝の静寂の中で、心が洗われるよう

御祭神 

少名毘古那神(すくなぼこなのかみ)

医療の神

 

さらに東へ進み、左手にある

「命主社(いのちぬしのやしろ」を参拝

御神木のムクの木は、樹齢1000年といわれ、

どっしりと地を這うようにして

土地を守っていることを受けとめた

御祭神

神皇産霊神(かみむすびのかみ)

 

再び出雲大社に戻り、最後に

「神楽殿」を参拝

朝日に輝く「大しめ縄」に圧倒された

 

またあまりガイドでも触れられていないが、

神楽殿の前にある国旗掲揚塔(ポール)の高さにも驚かされた

47mもあるそう

古代の出雲大社の本殿の高さが16丈(約48m)と言われていて

その高さとほぼ同じと知って納得

何事にも日本一を標榜する

出雲大社の誇りに触れたように感じた

 

帰りものんびりと歩いたが、

それでも8:30には宿に着いた

パンとコーヒーで軽めに満たし

ガソリンも満タンにしてもらい

出雲市内をあとにする

 

1時間強で「須佐神社」に着いた

山間にある小さな敷地のなかに

濃縮された聖域が詰められていた

樹齢1300年の大杉さんからのパワーもたくさんいただいた

横手にある川辺に咲く花もよく手入れされ、

神聖な境内と周りの自然との一体感が感じられた

家内安全、厄災祈願

主祭神

素戔嗚尊(すさのおのみこと)

合祀

稲田姫(いなたひめ)

足名椎命(あしなつちのみこと)

手名椎命(てなつちのみこと)

 

この後、熊野神社と神魂神社への参拝を予定していたが

ナビゲートされた熊野神社が異なる神社だったところで

「もう無理しなくていい」というお告げと受けとめ、

この日最後の美保神社へ向かうこととした

(次回に続く)

 

 

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