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雪之丞との別れ

昨日のこと、ペキニーズの雪之丞は、

朝から昏睡状態になり、午後に息を引き取った

最後まで自分で歩いてトイレに向かい、

がんばった

口の中のがんで痛い思いをして、

最後はのども通らなくなったが、

がまんして我慢して、泣き叫ぶこともなく、

静かに眠るように逝った

昨晩はやせ細ったからだを撫でながら、

12年間一緒に過ごした思い出を語って過ごした

久しぶりにお酒を飲みながら、泣き続けていたので、

朝は炎症で痛み、寝不足気味

そんななか、亡骸をバッグに入れて、

お寺の火葬場に向かった

 

ボイラーの前で、最後のお別れ

昨晩たくさん撫でたし、

たくさん写真に収めたけれど

ありがとうね、

と声をかけるとまた家族みんなで涙

 

 

2時間後に、きれいに並べられた小さな骨

5kgに足りない小さなからだが

足の爪から背骨、のど仏まで

さらに小さくなった

箸渡しをしながら骨壺に収めた

 

居間に置いた小さな骨壺

お線香をたき、好きだったチキンやブロッコリーを

お供えする

12年間一緒に過ごしてくれてありがとう

 

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