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三春 やわらぎの湯 デトックスを極める

免疫力強化 関節リウマチImmunity enhancement rheumatoid-arthritis

Contents 目次

全国でも傑出した正統派のラドン温泉



夏の休暇を使って、3泊4日で福島県 三春 やわらぎの湯を訪ねた

本格的なラドン温泉としては、
山梨県 増富温泉 金泉閣
山梨県 竜王ラドン温泉
に続いて、3か所目になる

これまでのラドン温泉では、
関節の痛みの緩和の面で際立った効果は感じられなかった
でもデトックスの面で
飲み続けている抗がん剤の成分をいったん体からリセットする効果は感じられた
今回も放射線よりもデトックスでの効果を期待して
3泊4日滞在した

岩盤浴により細胞が活性化し、
抵抗力強化に実感

ほかの施設との違いは、はじめに
岩盤浴(ここやわらぎの湯では、「岩磐浴」と書く)
今まで経験したぬか風呂や岩盤浴と比較して
過酷なほど暑さと湿気による汗の量がすざまじかった
3泊4日で合計11回、440分で約7時間
血行が改善し、からだの細胞が活性化して、強い抵抗力をいただいている
そんな実感が得られた

館内に2か所あり、湿度が2Fで最大90-100%、1Fで50-70%
これに放射線の効能と相まって、発汗が促進される
特に2Fは入った瞬間に
じりじりと焼き付く熱風のような空気がからだを覆う
仕切りのある長方形の枠が設けられ
隣り合わせにならないよう場所を選んで、横になる

うつ伏せで内臓を温めることが勧められる
そして鼻や口が低い位置のほうが放射線が当たりやすいと教えられる
ここは癌患者など放射線の効能を求めて滞在するひとがいるので
放射線量が高い場所は譲るよう配慮する
ずっとうつ伏せのままで、できるだけ多くの放射線が浴びれられるように
フェイルタオルで顔を覆うようにしているひともいる
ここは湯治場であることをしっかりと感じ取れる

一回当たり40分と入場時間が決まっていて、
濃度で10分の場所と30分の場所が分けられていて
場所を交換する
空いていれば、ずっと30分のところに40分間いられる
2Fではひたすら熱さとの我慢比べになる
じりじりと地面からの熱がからだを覆い
耐えきれなくなってあぐらをかいて水を飲む
水は、この施設の地下から湧き出る霊泉水をいただく

残りの15分あたりから時間が止まって残り時間が減らない
時間よ止まれ、ならぬ、時間よ動けという思いは
生きている時間の中であまり経験がない
そのくらいそこから逃げ出したくなる我慢の時間だった

それゆえに、難病をなおすため、さらには命の終わりに直面し
すがる思いでこの灼熱の部屋にいる人たちの想いが
鎮座する観音様からも伝わってくる

自然を感じる新鮮な素材に感謝

ほかの施設との違いとして、次には
朝夕2回の食事のおいしさ



自然の素材をできるだけ活かすように心くばられている
おなかいっぱいにいただいても、もたれない
これだけの種類をいただけるのはほかにはない
以前はバイキングだったそうだが、
コロナ後は小皿に盛られているので
厨房で働いている方がたの苦労がしのばれる

そして毎日ご飯やみそ汁を笑顔で盛ってくれる
元気なスタッフの方には頭が下がる
周りをふと見ると高齢の方々が多いので
ややもすれば、老人介護施設の食事風景に見えなくもない
漏れ聞こえてくる会話からも、
常連客同士のトラブルも皆無ではないようだ
しかし4日間滞在した限りでは
顧客のマナーはとても良く
スタッフの温かさに包まれていた
いつか将来施設にお世話になる日が来たら、
こういう施設に入りたいものだ

ただ一つ難を言えば、
これだけ汗をかいても
瘦せることはなく、
むしろ体重は増えてしまうのは避けられない(かもしれない)

三春の豊かな自然と城下町の穏やかな気質

ほかの施設との違い、3つめは
周りの環境に魅力があふれていること
三春は日本三大桜として「三春滝桜」が有名だが、
ほかにも魅力がいっぱいあった

岩盤浴は5時間の間隔をあけないといけないので、
そのあと、温泉で汗を流しても、まだ時間があく



城下の町内を散策する
藩塾の入口で現在も三春小学校の学童を見守っている追手門は
この城の威厳を示してくれる
向かいの丘を昇った歴史民俗資料館では
古の商家や農家の暮らしぶりなど
今よりも心の豊かな時代を想起させ
ほっとできる空間になっている

南へ4kmほど下ると
自然観察ステーションがある
ここでは、ここに住む多くの生き物たちや
ともに楽しむ子供たちのイベントが紹介されている





都会から見るととても贅沢だ
福島最大、東北2番目の町郡山も10キロほどと近い
それでいて磐越東線で向かうと山を登っていくパノラマを楽しめる
福島からなだらかな丘を登っていく桑折の町に似ている

病に苦しむ多くの人を助け、町の活性化に取り組む
やわらぎの湯の創業者の慈悲深さは
こうした環境から編み出されているのだろうと思った



 

 

 

 

 

 

 

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