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作詞 ミヒャエル・クンツエ
作曲 シルヴェスター・リーヴァイ
“Marie Antoinette マリー・アントワネット”2006
曲への想い
ミュージカル『マリー・アントワネット』(Marie Antoinette)は、
まだ見たことがない。
遠藤周作の小説『王妃 マリー・アントワネット』が原作。
2006年に日本で初演、東宝製作では初めての欧州(ドイツ・ハンガリー)上演。 「ベルサイユのばら」など、日本でのこの主人公への際立つ思いが、
日本初の欧州でのミュージカル公演となったのだろう。
曲はマリーとスウェーデンのフェルセン伯爵とのデュエットだが、
すべてフェルセンとして一人で歌った。
アメリカ独立戦争に赴くフェルセンが、マリーに別れを告げる。
オリジナルが日本語ということもあり、 歌詞は自然で、
歌だけを聞いている限り、不徳の感覚は感じられない。
少し感情を入れることで、単調さも避けられる。
音域は比較的広さを求められる。
声質を高めにしたり低めにしたり、試した。
ミニコンサートでは、低めにはじめて、最後の高音部を伸ばした。
高音部がつらいときは、拝むように手を合わせ、
最も高いところで両手を押し合うようにすることで
のどの力を抜くことを教えていただいた。
Lyrics
抱きしめあえることなく あきらめるしかない
そばにいられる幸せも 運命の手が引き裂く
会わずに耐える強さを 身につける覚悟です
海を越えて戦う日々 愛はここに残して
たとえ地の果てでも わが心はあなたに
別れ告げるたびに 深まる想い
夢はかなわぬとも 秘めて生きてゆく
あなただけに 続く道を
届かぬ人を愛した この痛みから逃れて
心には鍵をかけよう どんないとしさも隠して
たとえ地の果てでも わが心はあなたに
別れ告げるたびに 深まる想い
夢はかなわぬとも 秘めて生きてゆく
あなただけに 続く道を
道を
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