No.60 You and I
作詞・作曲：レスリー・ブリクッセ Leslie Bricusse
“チップス先生さようなら”Goodbye,Mr.Chips 1969
曲への想い
「チップス先生さようなら」を知ったのは、1969年のミュージカル映画。
ピーター・オトゥール主演で、彼の名演もあって先生という職業の崇高さを示していて、今でも先生を目指す人にはぜひ見てほしい作品だ。
結婚後すぐに夭折してしまう愛妻キャサリンを演じたペトゥラ・クラークもまたこの作品には欠かせない人生のペーソスを与えている。
原作は、1934年ジェームズ・ヒルトンの作品。
20世紀初頭の全寮制パブリックスクールもまた、どこかノスタルジックさがあっていい。
世界大戦を通して大きく変化する社会のなかで戸惑う生徒たちのなかで、
ぶれることなくこころの支柱としての教師の生きざまが美しくまぶしい。
その作品の中で、夫婦の愛を歌い上げるこの曲は、
映画ではペトゥラ・クラークが歌い上げているが、
男性の曲としても歌詞になんら違和感を感じない。
のちの死による別れを暗示するような歌詞に思わず涙が出そうになるが、
歌いこむうちに強い気持ちをもって生きる勇気が湧いてくる曲だ。
この曲をさらに好きになったのは、
Michael Feinsteinによる歌とピアノだ。
自身の演奏による繊細なピアノ演奏で、しなやかに力強く歌い上げる。
彼のアレンジを参考に、最後はトーンを上げて歌い上げてみた。
Lyrics
You and I will travel far together
We’ll pursue our little star together
We’ll be happy as we are together
We may never get to heaven
But it’s heaven, at least to try
You and I are going on together
‘Til the time we have is gone together
Watch the evening drawing on together
Growing older, growing closer
Making memories that light the sky
That only time can make
That only love can make
That only we can make
You and I
You and I are going on together
‘Til the time we have is gone together
Watch the evening drawing on together
Growing older, growing closer
Making memories that light the sky
That only time can make
That only love can make
That only we can make
You and I
You and I, You and I,…
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