ミュージカルソングへの誘い
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No.39 She
作詞 ハーバート・クレッツマー、
作曲 シャルル・アズナヴール
“ノッティングヒルの恋人 Seven Faces of Woman” 1999
曲への想い
そもそもこの曲がミュージカルナンバーなのか
という疑問があるかと思うが、
宝塚歌劇団の作品「Amourそれは…」
の中で用いられているという理由で、
ちゃっかり課題曲とさせてもらった。
もともと1974年フランスで「忘れじの面影」として
シャルル・アズナヴールが歌ったヒットソング。
その後、1999年、エルヴィス・コステロが
映画「ノッティングヒルの恋人」の主題歌として歌いリバイバル・ヒットした。
全盛期だったジュリア・ロバーツとヒュー・グラントの笑顔がいいが、
このミュージックビデオでエルヴィス・コステロが映画を見て
優しく微笑んでいるのが何とも印象的だった。
歌ってみると、
シャルル・アズナヴール、エルヴィス・コステロ
という2大セクシーシニアシンガー?
にあるお色気がないと、しんどいなあという実感。
日本語の詩も、少し変えてみたのだが、
根底にあるこってり系の言葉がなじめず、浮いてしまう。
もしかすると、これを歌うには、
相当に色気づいたホルモンを注入しないととても歌えない
ただ人様にお聞かせできるかは別
という結論に至った曲だった。
オリジナルシンガーのお二人にあらためて敬意を表したい。
歌詞
ああ きみのほほえみも
きみのなきがおも
ぼくはすべて受け入れよう
ああ 嘘も誠実も
天使のやさしさ
悪魔のずるさも
ぼくは愛している
君こそは僕の人生
ぼくのすべてなの
そのよろこび その苦しみ
ああ 時には女に
時には少女に
いろんな姿を僕に見せてくれる
いま生きるすべてのなかに
強さと弱さを知る
たとえ嵐が来ても
そう 海の中から島を
見つけ出すこともできる
何でもできるのだ
ああ 君が望むなら
すべてささげよう
それは僕の望みなのさ
さあ 希望やおそれを
さらけ出しておくれ
そのすべてが君 そのすべてが君
愛 愛
Oh She
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