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ミュージカルソングへの誘い~No.20 私が踊るとき

ミュージカルソングへの誘い

Contents 目次

No.20 私が踊るとき

作詞 ミヒャエル・クンツェ 作曲 シルヴェスター・リーヴァイ

“エリザベート”1992

曲への想い

「私が踊るとき」は、

トートのパートでエリザベートとのせわしない掛け合いが続く曲。

作品全体に言えることだが、

エリザベートの自由に生きる意思がテーマになっているので、

トートはややもすればお飾り的で、

エリザベートの前では無力さが露呈されてしまう。

言葉は抑圧的に重くのしかかろうとするのだが、

エリザベートの信念の前では非力で、

最後はトートが自身に向けてほしいと嘆願する

実際の歌の中でも

血が流れていないモノトーンの存在感

あまり前に押し出さない無力感が

この曲では大事と思う。

 

歌詞

勝ったのね
 勝利だ 俺の
私 他人に認めさせた
 世界は動いているんだ 俺の思うまま
誰のためでも
 俺だけのために
ないわ 自分のためにしたの
 確かにお前は 敵を出し抜いて 勝ち誇る
人形のように 踊らされた私が
自分の道を見つけた

ひとりでも 私は踊るわ
踊りたいままに 好きな音楽で
踊るときは 命果てるその刹那も
ひとり舞う あなたの前で

 

 飛ぶがいい
飛ぶわ
 鴎よ

 嵐の夜も そばにいよう
もうひとりだけで飛べるわ 自由になるのよ
 俺だけが
あなたが
 自由を
自由を
 与えることができる
やっと歩き出した 私だけの道を 邪魔しないで
 どんなに強く 拒んで見せても
 いつか俺を求める

 手を取って 俺と踊るんだ
 俺が望むときに 好きな音楽で
踊るときは 命果てるその刹那も
ひとり舞う あなたの前で

歩いて行けるわ
 お前には俺が必要なんだ
ひとりでも
 もうすぐに
愛し始めたの
 憎みだす

人生を

踊るときは 選んだ相手と
踊りたいままに 好きな音楽で
踊るときは この世終わるその刹那も
ただひとり 愛する人と
踊るときは 全てこの私が選ぶ

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