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ミュージカルソングへの誘い~No.56 Charity チャリティ
作詞 ポール・ゴードン
作曲 ポール・ゴードン
Daddy Long Legs “ダディ・ロング・レッグズ~足ながおじさんより~”2009
曲への想い
ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ~足ながおじさんより~』は、
1912年ジーン・ウェブスターの原作
あしなが育英会が協力しており、
ふつうの生活が送れない状況に置かれている
子どもたちの存在が背景となっていると言っても過言ではないだろう
日本では2012年から井上芳雄と坂本真綾。2022年からは上白石萌音が演じている
このミュージカルのもう一つのテーマは
「手紙」だろう
今となっては、ネットに代わり、役割を終えたようでいる「手紙」
でもこのミュージカルで描き出されるのは、
数日間自宅のポストに届くまでの間の時間が織りなす
贈るひとと受け取るひととの思いの紡ぎあいだ
その積み重ねが長ければ長いほど
刻まれる思いがいつまでも生き続ける
第2幕の後半に歌われるこの曲は
まさにその主役である手紙をひとつひとつ果実を摘むように
もしくは、後悔に満ちて色を失った紙切れでしかないように悲し気に
積み重なった思いをぶつける曲になる
苦悩の中の曲なので
少し思いつめたような声の出し方になる
それでも希望を振り絞るように
エンディングでは、息の続く限り魂を投げ続ける
それだけノスタルジックな思いにもさせて
ミニコンでは、少し思いが入ってしまい
最後の言葉が飛んでしまった
これはしたり・・だった (笑)
Lyrics
訳詞 今井麻緒子
チャリティ
おお チャリティ
なんてことだ
助けた君を 今求めてる
チャリティ
おお チャリティ
なんてかんたん
与えることのほうが ずっと
受け取るより
きみがなにげにくれたもの
あげることはできなかった
チャリティ
だれがだれを助けている
悔やむ こんなにも
できすぎたこと
じぶんにこそ チャリティ
あたえてほしい
きみがなにげにくれたもの
あげることはできなかった
チャリティ
だれがだれを
助けている
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