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ミュージカルソングへの誘い ~ No.64 「Somewhere どこかに」

ミュージカルソングへの誘い
~ No.64 「Somewhere どこかに」

作詞:Stephen Sondheim
作曲:Leonard Bernstein
“West Side Story” 1957

曲への想い

「Sesr Side Story」からは、No.3でMariaを歌ってから、2曲目になる。
この曲は、ミュージカルのオリジナルのほかに、男女分け隔てなく、たくさんのミュージシャンによってカバーされている。
ざっと自身のライブラリーで検索しただけでも、フィル・コリンズやペット・ショップ・ボーイズといった変わり種から、代表的ともいえるバーブラ・ストライサンド・・などなど。
その表現は魅力的であるのだが、歌いたいと思わせる一番好きなカバー曲は、Mariaの時と同じ、マイケル・クロフォードのアレンジメントだった。
彼独特の追い詰められた状況で懇願するような場面を思い起こさせるには、
このWest Side Storyの場面では、その歌の表現がぴったり合っている。

いつものことなのだが、
その表現がお気に入りであればあるほど、
実際に歌ってみてできる実際の表現とのギャップに苦しむことになる。

歌い始めの部分、
There′s a place for us
Somewhere a place for us
Peace and quiet and open air
Wait for us somewhere

ここで、この曲のハイライトがあるって、歌ってみて感じる
この初めのパートで、
追い詰められた二人の凍るような空気と、
それを打ち消すようにして明るい光を灯していく
力強さが現れる・・

そして後半に向けて、
その不安を明るい確信に変えて
切望の言葉を繰り返していく
そこには絶望のなかにある願いが表わされる
それがもしかするとこの世ではないと思わせる
なんて演じることも求められる曲なんだろう

歌詞

There′s a place for us
Somewhere a place for us
Peace and quiet and open air
Wait for us somewhere
There’s a time for us
Someday there′ll be a time for us
Time together with time to spare
Time to learn
Time to care
Someday
Somewhere
We’ll find a new way of living
We’ll find there′s a way of forgiving
Somewhere
Somewhere
Somewhere
There′s a place for us
A time and a place for us
Hold my hand and we’re half way there
Hold my hand and I′ll take you there
Somehow
Someday
Somewhere

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