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顔面神経麻痺の発症、治療はじまる

Contents 目次

顔面神経麻痺の発症

 

左の耳上の頭側面から耳の周り、頬まで

広い範囲で鈍器に刺されるような強い痛みがはじまって1週間

顔面神経麻痺の症状が出てきた

・左の口角が閉まらない 

 食事のとき、指で口角を押さえていないと、液体が出てきてしまう

・左目が閉じにくい 涙が止まらない 網膜が乾いて痛い

 顔を洗う時に、洗剤が目に入って痛い

・洗髪で頭に湯をかけるときゴボゴボと耳に水が入っているような感覚がある

・落ち着かないためなのか、字を書くと文字が乱れる

 

翌朝、治療開始

 

夜になってこれらの症状が確実になってきて、

治療は早いほうが良いことを知る

しかし翌日も祭日

幸いリウマチを診てもらっている病院で

休日外来を受け付けてもらうことができた

 

翌朝、内科で問診を受けたのち、

耳鼻咽喉科の先生にあらためて診てもらい

「顔面神経麻痺」の診断

違和感と痛みのある耳の中は、

中耳炎などの症状はなく、

耳の中はきれいとのことだった

 

すぐにステロイド(プレドニン)120mgの点滴が開始された

7日間、徐々に減らして最終日には20mgとなって点滴は終了となる

 

併せて、痛み止めにリリカ、脳循環改善薬にアデホス、ビタミン12にメチコバール、角膜保護にヒアレイン点眼液が処方された

リリカの痛みへの効き目は強力で

頭痛の痛みからは完全に開放された

ただ効きが強い分、1日中ぼわあんとした感覚で

突然の睡魔に意識を失いそうになることがある

絶対にクルマの運転はしてはならない薬だ

 

筋電図検査で手術の要否判定出る

 

治療開始3日目に

手術を要するかどうかを判断するために

筋電図検査が行われた

針が入るので痛みを伴うが、

頭痛の痛みに比べれば、一瞬なので

耐えられない痛みではなかった

患側の誘発筋電図振幅が健側の10%以下のとき

予後不良といわれている

結果は、

眼の周りが90%

口の周りが107%

と、3日間の累計340mgのステロイドが効いたのか

手術は不要

治癒するまで60日と

最短の治療日数となった

 

その後、診てもらう先生は毎日変わるが、

「このデータが正しければ

軽いほうだと思うよ」

という言葉が気にかかり、

油断は大敵と受けとめた

 

ステロイド点滴が終わると、

薬を飲むだけで、

次回の筋電図検査まで

何もしない日々が2週間続く

 

この間の過ごし方は

次の投稿で紹介します

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