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ミュージカルソングへの誘い~No.51 Anthem

Contents 目次

~No.51 Anthem
作詞:Tim Rice
作曲:Benny Andersson & Bjorn Ulvaeus
“Chess” 1984

曲への想い

冷戦時代のチェス大会を背景に、
恋愛と政治の駆け引きを描いたミュージカル
1986年ウェストエンドでの初演以来、
世界各国で上演されているABBAの二人による作品
日本では、2015年
中川晃教、安蘭けい、石井一孝らのキャストで演じられている

Anthemは、
ロシア人のアナトリーが国を捨てイギリスに移住することを決意する鎮魂歌
詩はどこまでもピュアで、
母国をおもう気持ちがTim Riceによって見事に表現されている。
この歌を知ったのは、オーストラリアでのオリジナルファントム、
アンソニー・ワーローのアルバムから
その後、2008年
ロイヤル・アルバート・ホールでの Chess in Concertで歌った
ジョシュ・グローバン (Josh Groban)によるAnthemが秀悦
その表現に近づけられないかと取り組んだ

ハイ・バリトンでも十分こなせる音域で、
高音の維持もそうきつくないが
課題は長くそして力強い発声で続く高温の部分を
どうやって聞いている人に心地よく響かせて聞かせるか
そこに集約される

Lyrics

No man, no madness
Though their sad power may prevail
Can possess, conquer my country’s heart
They rise to fail

She is eternal
Long before nations’ lines were drawn
When no flags flew, when no armies stood
My land was born

And you ask me why I love her
Through wars, death and despair
She is the constant, we who don’t care

And you wonder, will I leave her?
But how?
I cross over borders but I’m still there now

How can I leave her? Where would I start?
Let man’s petty nations tear themselves apart
My land’s only borders lie around my heart

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