関節リウマチ(RA)の症状をおさらいしたい
リウマチの語源は、「流れ」を意味する
「ロイマ」(rheuma)
痛みが水の流れのように移り変わることから来ているとのこと
恨めしい病名だが、その由縁は意外とPoetic(詩的)
骨のつなぎ目である関節のなかで潤滑油の役割をしている「関節液(滑液)」
滑液を作っているのが、「滑膜」で、
一層の薄い膜で関節組織を内側からくるんでいる
関節リウマチの本態は、滑膜の炎症
軟骨や骨に及ぶ前に、早期診断、早期治療が大事になる
私は手首の激しい痛みが通院のきっかけだった
関節リウマチの炎症が進行すると、滑膜組織から
・炎症性サイトカイン
・中性プロテアーゼ
・活性酸素
・一酸化窒素
などが産出され
中性プロテアーゼという酵素の働きで軟骨が破壊され
骨を壊す破骨細胞が骨を作る骨芽細胞を上回り、骨が破壊される
関節炎が起こりやすいのは、以下の場所
数値は、出典の資料が示している割合
・手首(=手関節) 80%
・指の付け根 90%
・指の第二関節 90%
・足の指の付け根 90%
・足首 80%
・肩 65%
・ひじ 50%
・ひざ 80%
・股関節 40%
(出典)Harris ED Jr : Clinical features of rheumatoid arthritis. Kelley’s Textbook of Rheumatology(Ruddy S, Harris ED Jr, Sledge CB eds).6th ed,pp967-1000,2001
私の場合は、体の上のほうから
首、肩、股関節、手首、指の付け根、足首だが、
この資料には首(頸椎)はない
体全体をつかさどる部分だけに、
お医者様もあまり触れたがらない部分のように感じる
明日は、投薬開始2週間めの通院なので
そこで聞いてみようかと思う
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