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ミュージカルソングへの誘い~No.9 Love changes Everything

ミュージカルソングへの誘い

Contents 目次

No.9 Love changes Everything

作詞 ドン・ブラック&チャールズ・ハート

作曲 アンドルー・ロイド・ウェバー

“Aspects of Love” 1989

曲への想い

原作はデイヴィッド・ガーネットの同名小説

タイトルは近年広がりを見せる自国至上主義に対するアンチテーゼにぴったりそう

ただ歌詞の内容は、そういう意味ではなくて

青年の熱くウェットな切ない思いが続く

この曲を知ったきっかけは、

NYで見つけたアンドルー・ロイド・ウェバーのMusic Video

マイケル・ボールがジョージの別荘で回想して歌うシーン

舞台は観ていないが、CDで全編を知ることができる

劇団四季版では

アレックス 石丸幹二、ローズ 保坂知寿、ジョージ 光枝明彦

アンドルー・ロイド・ウェバーの作品を扱う劇団四季の作品の中では、

最も原作に近いように感じる

それは保坂さんや光枝さんらの演技の力量が大きいのだと思う

そして歌うには浅利慶太氏による和訳のほうが、

少しクールで落ち着いた大人の歌になる

石丸さんのキャラにも合っている

単調なコードが続くため、思い余って

のどや胸に力を入れてはいけない

腰に力を意識する

課題は最後のワード

英語では「Same」、日本語では「いつか」

特に日本語の母音アで音が上がるのは相当ハード

最後のヤマでどこまでも伸び続ける透明感が求められる

歌詞 Lyrics

Love,

Love changes everything:

Hands and faces,

Earth and sky,

Love,

Love changes everything:

How you live and

How you die

 

Love

Can make the summer fly,

Or a night

Seem like a lifetime.

 

Yes, Love,

Love changes everything:

Now I tremble

At your name.

Nothing in the

World will ever

Be the same.

 

Love,

Love changes everything:

Days are longer,

Words mean more.

Love,

Love changes everything:

Pain is deeper

Than before.

 

Love

Will turn your world around,

And that world

Will last for ever.

 

Yes, Love,

Love changes everything,

Brings you glory,

Brings you shame.

Nothing in the

World will ever

Be the same.

 

 

恋のさだめは 出逢いと別れ

季節のように 巡り続ける

前触れもなく ふいにおとずれる ああ

恋はかえてしまう あらゆるものを

ただ一度の出逢いから

 

恋ははばたく 遠い彼方へ

時の流れも はるかに越えて

熱い思いに 心ふるわせる ああ

恋はかえてしまう 人生までも

だれも逃れられはしない

恋は奪うすべてを

 

痛みとともに 月日は流れ

思い出だけが はかなくのこる

虚しく思う あの日の面影を

そう 恋の炎は 永久に消えない

恋はよみがえるいつか

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