明日の新たな転院先での初診を前に、
副作用で気になるステロイドの項を読んでみた。
(藤井隆夫著「膠原病」ミネルヴァ書房)
世界的に、副作用の面から理想的な維持料は
7.5mg(体重が少ない方は、5mg)以下とし、
数カ月に0.5mgの減量が適切。
前回の診断で、朝昼2回服用で、プレドニン7.5mgから、
プレドニン(朝)+プレドニゾロン(昼)で7mgに減量してもらった。
この時は、ずいぶん刻むなあ、と思ったが、
この減量は適量であったといえる。
40mgなどのレベルから15mgに減量した段階で
病状が不安定になることが多い。
そのため減量にはより慎重になる。
7mgと7.5mgとを交互に服用させ、
7.25mgの期間を作るという処方もあり。
例えば一日5mgを何年もステロイドを服用していて、
データも安定し、自覚症状も変わりがなければ、
「今日はいいかな」という軽い気持ちで
わざと飲まない日があってもいい。
そのことを医師に正直に告げてデータが良ければ、
一日4mgになるかもしれない。
中止を前提とした場合、
週1回、2回と中止の日数を増やしていく。
このようにオンとオフをはっきりさせると、
副腎皮質に刺激を加えることになり、
中止しやすくなるという考えの医師は多い。
これからの先生との相談に役立てようと思う。
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